US and UK health systems compared

BBCによりますとアメリカのオバマ政権が取り組む医療制度改革についてのニュースで、英米の医療費がGDPに占める比率について「英が8.4%、米が16%。英のNHSは米の半分の医療費で広範な人々に医療を実施しているが( Universal Coverage )米には無保険者が4500万人もいる」と言っておりました。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/8202684.stm
さて、日本の医療費は、というと、これがGDPの8.1%。山口二郎さんは「せめて英国並みにしなければ」と言っておられましたが、医療費的には、医療崩壊と言われる日本と、NHSの充実振りが米から批判されている英国とで、そんなに遜色があるとは思えません。公的負担の率に注目すれば、米7.3%、英6.9%、日本6.6%となっており、予算的にはこんなところが妥当なのではないでしょうか。医療政策次第、ということなのでしょう。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1890.html