『近世日本国民史』

今日は徳富蘇峰翁(1863−1957)の誕生日です。
http://www2.ocn.ne.jp/~tsoho/nenpu.html
1918年、翁55歳にして起稿、以来、89歳の1952年に完成を見た『近世日本国民史』全100巻を物された翁の「記念館」が神奈川県山中湖畔にあることを松岡正剛さんのHPで知りました。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0885.html
松岡さん同様、いつかここを訪れて『近世日本国民史』全百巻の威容を見てみたいものだと思っています。
蘇峰翁の弟、蘆花健次郎翁の旧宅で、翁の小さな記念館もある都営の公園には、世田谷文学館にお邪魔した2006年2月に立ち寄ったことがあります。なかなか風情があって世田谷区という閑静な高級住宅街の匂いを嗅いだ想い出がありますが、確かここで、徳富兄弟は不仲であった、という記事を読んだ覚えがあります。

明治39年頃の徳富兄弟  右・蘇峰44歳、左・蘆花39歳