「創文」終刊


「旧臘のことですが、創文社の月刊誌『創文』が終刊。いろいろなことを考えてしまいました。」
えーっ。本当ですか。これは本日付けの近藤和彦さんのブログ「『創文』と相川さん」の書き出しです。
http://kondohistorian.blogspot.com/2011/01/blog-post_27.html
創文社のHPにも以下のとおりあいさつが載っており、ここでは「次の媒体にバトンを託す」とのことですが、近藤さんのブログのとおり「ご病気で、年末に退職する、これまでの愛顧に感謝‥‥とのことで、絶句しました。相川さんの居ない『創文』はないので、終刊。なんとも明快で、かなしい結末です」というとおりなのでしょう。
その昔、2年間ほど購読していた私としても寂しさ一杯です。

弊社PR誌「創文」は、2010年12月号をもって終刊となります。
長い間、ご愛読ありがとうございました。
* 終刊にあたり、あらためて創刊号からの五百数十冊を読み返した。3500名を超える執筆者、十数名の担当編集者、無理難題を黙って聞いてくれた制作関係各社の人々、折々の場面、思い出が、昨日の出来事のごとく胸中に去来する。いろいろな企画も頭に浮かんだが、「情報誌」は情報を伝えることが使命、「普段着」のまま次の媒体にバトンを託すことにした。長きにわたり支えて下さった執筆者、読者の皆様に深甚の謝意をささげます。
 終刊号の表紙には、創刊号から隠されたモチーフが二つ使われています。創刊号から終刊号まで全号に亙り趣向をこらした表紙を仕上げて下さった串田光弘先生、また、連載が単行本にもなった増田四郎先生、木村尚三郎先生など、初代、務台理作先生から大月康弘先生まで好評の表紙裏連載、長い間ありがとうございました。

http://www.sobunsha.co.jp/pr.html