亀山さんと『海辺のカフカ』

本日から中日新聞夕刊「紙つぶて」コラム子として亀山郁夫さんが登場。
その第1回目のタイトル「心地よい」で亀山さんの私生活の一端が垣間見えました。
それで驚いたのが、亀山さんが東京・中野を終のすみかに、と決めたきっかけが何と村上春樹海辺のカフカ』との出会いだった、ということ。
確かに亀山さんの同作に対する思い入れはかなり強い、とは感じておりましたが、いくら何でもそこまでするか!そこまでだったとは!という感じですね。
実をいいますと、私が村上作品で最初に『海辺のカフカ』を読み通せたのは、雑誌「みすず」の2008年読書アンケートで同作を「遅ればせながら、昨年7月、成田ペテルブルグ直行便の往復で上下2巻を読み上げた」という亀山さんが「驚くべき小説」と記されていたのが頭の片隅にあったからなのです。
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20090205/
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20110824/
これで、週1回、月曜日が亀山さんの御担当のようですので、毎週の楽しみが増えました、ということで大変喜んでいる次第です。