編集者が向き合う“日本語”の顔

私の日本語辞典
放 送:21:00〜21:30(ラジオ第2)
テーマ:編集者が向き合う“日本語”の顔
出 演:高橋 輝次(フリー編集者、元・創元社編集部)
長年、編集者として本作りに関わってきた高橋氏の貴重な経験を具体的に話していただく。
本作りの中での、編集者としての、言葉との格闘・葛藤、喜怒哀楽などを中心に。
※番組の柱立てとしては
・高橋さんのこの道への経緯
・編集者として、本作りと言葉との関わりから
  〜企画から出来上がりまで〜
  1、書き手へのアプローチ(立案と依頼)
  2、作者の原稿と編集者の関わり
  3、校正の問題いろいろ
  4、タイトルづくりの苦心・引用文の扱いなど
・高橋さんの書店へのまなざし
  1、何に注目するか(新書店・古書店
・出版文化の動向
  1、本を通したことばの文化について
※高橋氏の主な著書は
  1、「編集の森へ〜本作りの喜怒哀楽」
  2、「誤植読本」
  3、「原稿を依頼する人、される人」
  4、「古本屋の自画像」
    特に「誤植読本」は興味深く、この中の幾つかを紹介すれば
    本を見る目が変わるのではないかと考える。


高橋 輝次(たかはし・てるつぐ)

1946年、伊勢市に生まれ、神戸で育つ。大阪外国語大学英語科卒業。
創元社に入社。編集者として活躍。特に、臨床心理学分野を開拓する。
現在、フリーの編集者。
最近、「ぼくの創元社覚え書」を出版、話題を呼ぶ。
http://www.nhk.or.jp/r2bunka/nihon/index.html