中原中也の世界

今晩から、今年3月に亡くなった蟹江敬三さんの朗読で「中原中也の世界」を味わわせていただけて大いに楽しみです。
蟹江さんといえば、その昔、「Gメン75」での源治役の凄まじい悪漢振りに、一緒にTVを観ていた妹が怖がっていたことを思い出します(調べてみたら1980年の放送でした)。
実は最近、YouTubeで八城夏子さん主演の映画「犯す!」(1976)を摘み喰い鑑賞させていただいたところでした、エヘヘ。

新編 中原中也全集〈第1巻〉詩1

新編 中原中也全集〈第1巻〉詩1

http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=199999574001

【アンコール】「中原中也の世界」全20回
朗読:蟹江敬三
テキスト:「新編中原中也全集」(角川書店 2000)
中原中也は1907(明治40)年山口県生まれ。詩人にして歌人。1937(昭和12)年に30歳で死去するまで遺した詩は350編を超える。
今回の放送は、中也の遺した2つの詩集 −「山羊の歌」と友人の小林秀雄に託され死後発表された「在りし日の歌」− 所収の詩に、日記、評論、書簡などの文章も加え、20回で構成した番組のアンコール。
初回放送は2004年1月。朗読した俳優・蟹江敬三さんの息づかいとソフトな語りかけが多くの聴取者を魅了し、人気シリーズとなった。
2011年6月には、ラジオ第2放送80周年記念「思い出の名朗読シリーズ」としても再放送された。
蟹江敬三さんは今春3月30日、胃がんのため亡くなられた。蟹江さん追悼の意味も込め、改めてアンコール放送したい。
(初回放送日:2004年1月5日〜30日)

http://www.nhk.or.jp/r2bunka/roudoku/1406.html