朗読 坊っちやん NHK版

夏目漱石坊っちゃん」全25回
朗読 : 大原康裕
テキスト :「坊っちゃん岩波文庫(1929年初版の2014年発行版)

坊っちゃん」、夏目漱石の中編小説で、1906年明治39年)4月の『ホトトギス』第9巻第7号に発表された。1907年(明治40年)発行の『鶉籠(うずらかご)』に収録され、その後は、単行本として刊行されているものが多い。
漱石が、愛媛県の尋常中学校(現在の松山東高校)で1895年(明治28年)4月から教鞭をとったころの生活体験も下敷きに、後年書いた小説。
主人公は、東京の物理学校(現東京理科大の前身)を卒業したばかりの江戸っ子気質で、血気盛んで無鉄砲な新任教師。
11章からなるが、人物描写が滑稽で、漱石ならではの洒脱でユーモアにあふれ、わんぱく生徒のいたずら、悪口雑言、ケンカ、男女のもつれあり、義理人情、正義感にあふれた主人公、と漱石の他の作品に比べて大衆的ともいえ、漱石の作品の中では「吾輩は猫である」とともに最もよく知られた作品である。
http://www4.nhk.or.jp/roudoku/315/

朗読 坊っちやん
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20160505