Well-deserved win over Denmark


今度のW杯のテレビ観戦では途中で眠ってしまう試合が多かったのですが、今朝は本当に素晴らしい試合をしっかり観戦できました。
本日早朝 3:30 キックオフのデンマーク戦をわくわくしながら観戦しましたが、こんなに強い日本の試合を観たのは初めてです。
出だしこそボールを回されて、やはりレベルが違うのかも、と心配させられましたが、本田と遠藤の見事なFKが運よく決まると、試合は完全に日本ペースに。3点目の岡崎の得点も、本田の日本人離れした個人技によるものです。いや驚きました。

http://www.longtaillivestation.jp/FIFAworldcup/video/highlight/hlt-43-l.html
Denmark 1-3 Japan
Japan scored two stunning first-half free-kicks to secure a well-deserved win over Denmark and set up a meeting with Paraguay in the last 16 of the World Cup.
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/world_cup_2010/matches/match_43/default.stm
世界も驚いたようです。

▼サウスゲート氏(元イングランド代表) ゴールを奪った2本のFKは種類が違った。実に興味深いシュートだった。本田のゴールはランパードが決めるような(力強い)シュート。対照的に遠藤のシュートは柔らかいシュートだった。遠藤のFKは素晴らしい。(得点の場面の)FKは止められない。さらには日本には中村俊輔もいる。日本代表のFKキッカーは競争が激しい。

コスタクルタ氏(元イタリア代表) 彼らの組織守備は大変素晴らしく、各選手が常に絶妙な感覚を保って中盤のスペースを占めていた。そして、これこそが今大会のイタリア代表に欠けていたものだ。

▼シアラー氏(元イングランド代表) 非常に印象に残った。日本には素晴らしい選手がいる。

リネカー氏(元イングランド代表) 準々決勝進出の可能性もある。

レドナップ氏(トットナム監督) 本田は本当に素晴らしい才能の持ち主。

デサイー氏(元フランス代表) 日本は今大会のサプライズになれるかもしれない。

▼カーン氏(元ドイツ代表) 日本は日韓大会以降、急成長している。日本は強かった。2本のFKが見事だった。

http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/ndetail/20100626-00000305-spn_wcup-socc

岡田JAPAN、俊輔外して生まれ変わった

「W杯・E組、デンマーク1−3日本」(24日、ルステンブルク

 目標の「W杯4強」へ一歩近づいた。岡田武史監督(53)が、日本を02年日韓大会以来2大会ぶり、海外開催のW杯では初となる決勝トーナメント進出に導いた。チームの絶対的存在だったMF中村俊輔(32)=横浜M=を外すことで、危機感と団結力を生み出した。成長を続けるチームを率い、パラグアイ戦で史上初のベスト8進出を成し遂げる。

  ◇  ◇

 海外で開催されたW杯で、初の決勝トーナメント進出という快挙は成し遂げた。だが先がある。岡田監督が掲げた目標には届いていない。W杯4強―。夢物語へ足を踏み出すときだ。

 「われわれの終着点はここではない。パラグアイ戦に向け、まずはリラックスして、またスタートしたい」。岡田監督はニコリともせず言い切った。「勝利の余韻に浸ると言っても、ホテルに帰ったら深夜で遅くなる。かなり疲れもある。すっと寝ると思う」。孤独な戦いの代償。情と格闘する人間の姿があった。

 5月24日の韓国戦で0−2と惨敗。犬飼会長への進退伺後、解体的出直しを誓った。「中心となる選手の不調が続いた。踏ん切りをつけ、決断しなきゃいけなかった。システム、選手を変えた。これが当たった」。

 不調だった選手と個別に話し、状態を見極めた。大会1カ月前の出来事。中村俊らを外し、まったく別の堅守速攻型チームをつくった。中村俊でも外される―。危機感を募らせたイレブンは自ら動きだした。選手だけでミーティングを始めた。結果を出したいという渇望も生まれた。

 デンマーク戦は2ボランチで開始したが、FWトマソンに対応するためMF遠藤の発案で3ボランチに変更。終盤のパワープレーには、ベンチの指示の前にMF長谷部、阿部を下げて対応した。「素晴らしいこと。ここまで出来るようになったんだとうれしい気持ちだった」。岡田監督は成長を見た。

 中村俊は居残りでフィジカル練習をこなし、楢崎は川島と立場が入れ替わっても一緒に散歩した。主将の川口が「コーチをやるために来たわけじゃない」と練習する姿は、腐ることを許さない雰囲気があった。サブ組がチームを崩壊させたドイツW杯とは違った。

 「われわれにはほかのチームにない力がある。選手、スタッフが目標へ一つになれる。サッカーがチームスポーツということを見事に証明してくれた」。もう何が起きてもおかしくない。日本のW杯は続く。
(2010年6月25日)

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/headlines/20100626-00000017-dal-socc.html

前日本代表監督オシム氏の辛口コメント

オランダ戦「本田のプレーが日本全体のプレースピードを落とした」
http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/cdetail/201006200001-spnavi
カメルーン戦「明日の一面がすべて本田なら日本の未来は危ない」
http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/cdetail/201006150004-spnavi