What went wrong in the Irish Republic


Protest staged at Government Buildings
http://www.rte.ie/news/2010/1122/politicsprotest.html
Irish PM Brian Cowen to call new year election
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-11816740
Irish PM Brian Cowen: Economic plan in 'national interest'
http://www.bbc.co.uk/news/world-europe-11816580
Q&A: Irish Republic finances
http://www.bbc.co.uk/news/business-11766346
Timeline - How it came to this
http://www.irishtimes.com/newspaper/ireland/2010/1122/1224283834927.html
http://blog.livedoor.jp/yosoys/archives/51642771.html
ケルトの虎」と言われたあのアイルランドが、2008年以降経済危機に陥り、現在、政治的にも大変な混乱に見舞われているようです。
ギリシアの危機は国の放漫財政によるものでしたが、アイルランドは銀行危機(不動産バブルの崩壊)にその原因があるようです。どちらも支援を受ける条件として緊縮財政と増税を強く求められており、それに反発する国民のデモが報じられています。失業率も高止まりしているようでこうした状態が残念ながらしばらく続きそうで心配です。
同じくというかもっと危機的な財政の日本は、といえば両国のように強制的に緊縮財政を強いられることはないので、英国のように自ら歳出をカットし増税をしなければならないのですが、これが今の政治状況をみると非常に難しい。英国の現状を今後注視しなければ、と思っていますが、この日本でも果たして公務員(人件費)の2割削減や消費税増税といった政治的決断が下されるのはいつになるのか、そう遠い未来のことのようには思えませんが、いずれにせよ日本はどうやってそうした痛みにソフトランディングするかですね。アイルランドはそれに失敗したようです。
2005年秋にアイルランドを訪れドライブした際には、あちこちで道路工事をやっており国中が建設ラッシュに沸いているようで、いかにも景気が良さそうだと思ったものです。再訪を期して、翌年、東京・新宿の立派なビルにあるアイルランド政府観光庁に立ち寄ってホテルやB&Bのガイドブックをいただいてまいりましたが、また是非、愛蘭土にはお邪魔したいものです。
FINTAN O'TOOLE のコラム
The people must act or we will remain irrelevant
http://www.irishtimes.com/newspaper/opinion/2010/1123/1224283932871.html
Abysmal deal ransoms us and disgraces Europe
http://www.irishtimes.com/newspaper/opinion/2010/1129/1224284370155.html
Great plans to make us a backwater of despair
http://www.irishtimes.com/newspaper/opinion/2010/1130/1224284430710.html