村上春樹ロングインタビュー
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/07/03
- メディア: 雑誌
- 購入: 224人 クリック: 3,537回
- この商品を含むブログ (104件) を見る
2010年5月13日、14日、15日の2泊3日で行われた、というこの箱根合宿インタビュー。そのテープ起こしとチェックを経て、何と7月3日に雑誌発売、という強行軍で、担当した編集者の気迫が感じられる仕事ぶりです。
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/backnumber.html
残念ながらまだ2日目の途中、という段階です。
[1日目 2010年5月11日]
一人称から三人称へ
『ノルウェイの森』のこと
僕と鼠の物語の終わり
歴史少年だったころ
物語の間口と奥行き
プリンストンヘ
「第三の新人」講義
『アンダーグラウンド』と『サハリン島』
『アフターダーク』と『1Q84』
『1Q84』はいかに生まれたか
クローズド・サーキット
手を握りあう
物語を掘りだす
文体が支える
B00K3
女性たちとセックス
「1Q84」という世界
パラフレーズすること
[2日目 2010年5月12日]
プリミティブな愛の力
『静かなドン』から始まった
話し言葉と語りのカ
メタファーの活用と描写
B00K4の可能性
近過去の物語
十歳という年齢と偶然を待つこと
父的なものとの闘い
漱石のおもしろさ
芦屋から東京へ
心理描写なしの小説
自由であること、個であること
時間が検証する
十歳で読書少年に
芦屋のころ
一九世紀的な小説像
自我をすっぽかす小説
長距離ランナー
[3日目 2010年5月13日]
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mokuji/33.html
リスペクトの感情
古典の訳し直し
サリンジャー、カポーティをめぐって
カーヴァーの新しい境地
二〇世紀の小説家の落とし穴
アメリカの出版界
オーサー・ツアー
全米ベストセラーリスト
エルサレム賞のこと
短篇小説と雑誌の関係
今後のこと
第1回「雑誌大賞」グランプリ受賞!
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/high/high172.html
http://zasshitaisho.com/award/2010-2nd-half/magazineaward-grandprix.html
本日、国立国会図書館サーチをしていて、以前刊行された村上春樹インタビュー集に文庫化の動きがあり、それが来月4日に発売される予定、とのニュースを知りました(JPO近刊情報センター)。
http://iss.ndl.go.jp/
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫)
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/09/04
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 37回
- この商品を含むブログ (45件) を見る
収録されるインタビューの本数も増えているのでは、と胸がときめきました。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/09/29
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 26人 クリック: 656回
- この商品を含むブログ (183件) を見る
では、一体どうなっているのでしょうか。
文藝春秋のHPで確認したところ、やはり×。残念でした。
2012年8月30日 文春文庫は9月4日(火)発売です。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167502126