- 作者: 稲継裕昭
- 出版社/メーカー: 放送大学教育振興会
- 発売日: 2013/03/01
- メディア: 単行本
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英国には成文憲法がなく地方自治が憲法上保障されていないため、中央政府が地方の権限、財源を好きなようにコントロールしている、と述べておられるではありませんか(引用は余り正確ではありませんが)。
以前、金井利之先生が「そもそも二大政党制・官邸主導・政治主導と分権型社会は整合しない。イギリスのように集権型国家に相応しいのである」と言われることが「イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの連合王国であるイギリスのどこが集権型国家なのかはよく分かりません」と理解できなかったのですが、なるほどスコットランドやウェールズを地方自治体(政府)とみるのでなく、市町村レベルと中央政府との関係を考えれば、これはやはり日本以上に集権的なのでしょうね。
やっと納得できました。
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20101013