　現代の吟遊詩人 - おやっさん的日常

今晩から始まった楽しみな放送、全話聴けるようがんばります！

2014年4月、ほぼ1か月にわたって、現代の吟遊詩人ボブ・ディランが4年ぶりのジャパンツアーを展開します。2012年にデビュー50周年を祝い、35枚目のアルバムをリリースし、73歳をむかえるいまでも、世界中を回って100回以上ステージに立ち、コンサート活動を続けている「生きている伝説のロックスター」です。
「Blowin' the Wind 風に吹かれて」や「Like A Rolling Stone ライク・ア・ローリング・ストーン」など、数々の名曲を、過去のものではなく、新しい解釈で歌い続けている数少ない人物です。
アメリカ・フォークソングの草分け、ウディ・ガスリーにあこがれ、ミネソタの片田舎からニューヨークにでて、ライブハウスを渡り歩き、コロムビアレコードの名物プロデューサージョン・ハモンドに見いだされ62年に初アルバムをリリース。以来、文字通り吟遊詩人のように、南北アメリカ大陸はもとより、世界中をツアーしてきた彼の生き方は、バイク事故で瀕死の重傷を負ったり、3人の妻との出会いと別れなどエピソードに事欠きません。
音楽評論家の湯浅学さんは学生時代、大瀧詠一に師事していらい、ロックバンド活動の傍ら、ロックの隠れた名盤の発掘にも力を入れてきました。ボブ・ディランの時代を画した歌をききながら、エピソードとともに解説していただきます。
http://www.nhk.or.jp/r2bunka/ch07/1404.html