生死一如


こころの時代〜宗教・人生〜「生死を生きる」

青木新門さんは遺体を棺に納める「納棺夫」として3千もの死を見つめてきた。生と死が交差する現場に立ち会った青木さんが実感した、死によってひらかれる新たな人生とは。

冠婚葬祭会社顧問で作家の青木新門さんは20年前、「納棺夫日記」という本を著した。思いがけなく葬儀の現場で働くことになった青木さんが、3千もの遺体を棺に納めながら、死とは何か、生とは何かを考え続けた体験を記したものだった。死から目をそむけがちな現代だが、青木さんが実感したのは死を通してこそひらかれてくる、光に満ちたいのちの世界だった。青木さんが見つめた生死一如(しょうじいちにょ)の世界をうかがう。

【出演】冠婚葬祭会社顧問・作家…青木新門,【きき手】金光寿郎
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