Edinburgh International Book Festival

エジンバラ国際ブックフェスティバルに、今日、明日と村上春樹が登場!
https://www.edbookfest.co.uk/
http://www.theguardian.com/books/edinburgh-book-festival

The Wind-Up Bird Chronicle


When it first appeared in English in 1997, The Wind-Up Bird Chronicle instantly established Haruki Murakami as a major figure in world literature. Involving a trademark mix of Tokyo urban landscapes and dream imagery, the novel remains one of the Japanese writer’s most brilliant literary achievements. Murakami discusses his characters, plot and a wig factory with the Guardian's John Mullan.

https://www.edbookfest.co.uk/the-festival/whats-on/haruki-murakami-1

Japan’s Greatest Living Author


Haruki Murakami has been described as ‘Japan’s version of JD Salinger’ – a rarely-interviewed author with an enormous worldwide following thanks to books including Norwegian Wood and 1Q84. He joins us in Edinburgh for the worldwide English-language launch of his new novel, Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage, which sold more than 1 million copies in the week after its release in Japan.

https://www.edbookfest.co.uk/the-festival/whats-on/haruki-murakami

Haruki Murakami: ask him your questions
http://www.theguardian.com/books/2014/aug/20/haruki-murakami-ask-him-your-questions


Haruki Murakami: 'My lifetime dream is to be sitting at the bottom of a well'
http://www.theguardian.com/books/booksblog/2014/aug/24/haruki-murakami-my-lifetime-dream-is-to-be-sitting-at-the-bottom-of-a-well

(読売)

村上春樹さん、作家になった理由尋ねられ…
2014年08月25日 09時58分

エディンバラ(英国北部)=佐藤昌宏】
 作家の村上春樹さん(65)が23日、英国北部エディンバラで開催中のイベントに参加し、英紙記者との対談などを行った。
 村上さんが公の場で語るのは極めて異例で、地元ファンの注目も集めた。
 村上さんは対談で、作家になった理由を尋ねられ、「団体に所属する必要もないし、会議に出る必要もなく、上司を持たなくてもいいからだ」と答え、会場を沸かせた。
 また、兵庫県で育ち、東京で学生時代を過ごしたことに触れ、「東京に引っ越し、(関西弁から標準語に)話し言葉を変えた」と述べた。「これは非常に大きな変化だった。関西に住み続けていたら、小説を書くことはなかっただろう」と振り返り、環境の変化も作家になることに影響したことを示唆した。


(日経)

作家の村上春樹さん、英で「多崎つくる」語る
2014/8/25 9:46

 英北部エディンバラで開かれている国際ブックフェスティバルに24日、作家の村上春樹さんが登場し、今月英訳版が発売された長編「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を執筆した過程などを語った。

 英紙の文芸担当記者との対談に臨んだ村上さんは「状況は全く違うが、自分も主人公と似た(仲間外れの)経験をしたことがある」と告白。「傷ついた気持ちは長い間残る。この感情について書きたかった」と執筆の理由を明かした。

 小説を書く際の過程についても「毎日、頭の中にある地下室に下りていく。そこには怖いものや奇妙なものがたくさんあり、そこから戻ってくるには、体も丈夫でなければならない」と独特の表現で語った。

 約600人を収容できる会場は満員で、開場前から多くの村上ファンが長蛇の列をつくった。英南西部ブリストルから長距離バスで11時間かけて来たというオリ・ヘインズさん(29)は「執筆過程の話を聞けたのはとてもよかった。村上作品は自分にとって、現実を忘れて迷い込んでいく夢のようなものだ」と興奮した様子で話した。(エディンバラ=共同)


(朝日)

村上春樹さん「創作は地下室に入るよう」 英イベントで
エディンバラ=板垣麻衣子
2014年8月25日09時32分

 作家の村上春樹さん(65)が23、24日(現地時間)、英国北部エディンバラで開かれている国際ブックフェスティバルに招かれ、読者向けのトークイベントに登場した。村上さんが公の場で語るのは珍しく、世界各国からファンのべ575人が駆けつけた。

 村上さんの最新長編「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の英訳版が今月発売されたことを記念して、英紙の公開インタビューに応じた。

 同書は、主人公の多崎つくるが、高校時代に親密だった4人の友人からあるとき突然絶交され、その疎外感と向き合って人生を回復していく物語。村上さんは「僕自身、似たような経験をしたことがあり、その喪失感や心の傷はまだ残っている。そういう感情を描きたかった」と明かした。主人公の職業が駅の設計者であることに話が及ぶと、「作家としての僕もアーティストやクリエーターというよりも、エンジニアや修理工だと思う」と語った。

 また、創作活動については「心の中の地下室に入っていくよう」。「暗くて恐ろしい地下室から帰ってくる強さを養うために、毎日早く起きて走り、執筆して、夜10時前には寝る。規則が大事です」と語った。

翻訳では細かいニュアンスが伝わらないのでは、の質問には、英語で訳されたものは自分でも読んでいる、大丈夫、伝わる。

Haruki Murakami: 'I'm an outcast of the Japanese literary world. Critics, writers, many of them don't like me'
http://www.theguardian.com/books/2014/sep/13/haruki-murakami-interview-colorless-tsukur-tazaki-and-his-years-of-pilgrimage