マイルズ・デイビス
〜生誕90年・時代をリードし続けたジャズの帝王
モダンジャズ・ジャイアンツのひとり、トランペッターのマイルズ・デイビス（1926〜1991）は2016年に生誕90年を迎えます（5月26日）。日本でもモダンジャズの帝王と呼ばれ、第二次大戦後に誕生したクール・ジャズやハード・バップ、モード・ジャズからエレクトリック・ジャズ、フュージョンにいたるまで、幅広く、また50年の長きに渡って、ジャズ界をリードし続けた巨人です。
大きな影響を受けたチャーリー・パーカーや喧嘩セッションで有名なセロニアス・モンク、ジョン・コルトレーンなど共演したミュージシャンも数多く、またラテン系のパーカッショニストを始めとして、発掘した若手ミュージシャンも枚挙に暇がありません。それもマイルズが常に音楽シーンの先端を行くミュージシャンだったからにほかなりません。
マイルズ・デイビスの追っかけから音楽業界に入り、長年レコード輸入のかたわら、音楽ライターを続けるケペル木村さんが、ジャズだけでなく、南北アメリカ音楽を中心に世界の音楽シーンを見据えて、マイルズの音楽的発展とそのジャズを支えたミュージシャン像を語ります。
http://www.nhk.or.jp/r2bunka/ch03/1601.html
