ポール・スコフィールド

本日、朝の出勤途上の車中で、エリオットのバーント・ノートンの日本語訳を眺めながら朗読を聴く、ということをやってみました。なるほど英詩は原語で味わいたいものですが、意味は日本語の訳文がないと、やはりよく分かりませんね。帰りは原文を見ながら聴くつもりです。
ということで、その他の四重奏曲も聴いてみたくなり、また、firecat さんが今月9日付けのブログで「 Kindle 用の防水装置が考案された模様。風呂の湯に浮かせて『荒地』の朗読を聞くといったこともできるかも」とおっしゃっていたことが頭の片隅にあったので、今回、エリオットの詩の朗読CDは、レイフ・ファインズの方でなく、こちらを購入いたしました。

Waste Land, The & Four Quartets (BBC Radio Collection)

Waste Land, The & Four Quartets (BBC Radio Collection)

http://www.bbcshop.com/Drama+Arts/The-Wasteland+The-Four-Quartets/invt/9780563523352
私にとってポール・スコフィールドは、何と言っても学生時代に深夜TVで観た「わが命つきるとも」が記憶に残る名優です。彼の朗読はBBCラジオでシェイクスピアの King Lear を聴いたことがあります。
King Lear (Naxos Audio)

King Lear (Naxos Audio)

http://www.naxosaudiobooks.com/324412.htm
残念ながら2008年3月に白血病でお亡くなりになっていたのですね。今日まで知りませんでした。このCDは何時ごろの録音なのでしょうか。
Fred Zinnemann, A Man for All Seasons 『わが命つきるとも』 (1966)
http://d.hatena.ne.jp/we_are_all_terminal_cases/20091208/1260225956