東海地震は近づいているのではないか

今月11日に発生した巨大地震東北地方太平洋沖地震が契機となって東海地震も連続して発生するのではないか、東海地震は近づいているのではないかというのが素人の感想ですが、本日の中日新聞では専門家が前段で「30年以内には必ず発生する」といつもどおりの台詞を述べながらも「それはない」と否定されています。
ですが本日の朝日新聞コラム「天声人語」を読むと、やはり心配になります。
幕末の江戸、安政年間には、順序は逆ですが東海、東南海地震の翌年に東京を大地震が襲っているのですから。

 今度の大地震で、東京タワー先端部のアンテナが曲がったと知り、1855(安政2)年の安政江戸地震を思い起こした。浅草寺五重塔の先が同様に傾いたとされる。都のシンボルの不祥は、当時の沈滞ムードを映していた。
 その前々年、ペリーの黒船が浦賀沖に現れ、前年には東海、南海と大地震が続いた。世情騒然とした折に、数千人が亡くなる首都直下型である。

http://www.asahi.com/paper/column.html

なになに、世にいう「東海地震」は直下型地震ではない、確かに。
だとすると、近づいているのは直下型の大地震なのでしょうか。