鶴田浩二 没後30年


本日は、鶴田さんの命日。没後30年になりました。
私が iPod でよく聴いている自撰版「おもいでの昭和歌謡」では、全24曲中、3曲が鶴田さん。
複数曲は、テレサ・テンが4曲を占めているのが一番で、他に杉様(良太郎)が2曲あるのみ。

思えば今年、テレサの誕生日が私と同じ日であることに気付き、その御縁でそれまで彼女は「つぐない」1曲だったのが、「愛人」「時の流れに身をまかせ」そして名曲「別れの予感」の3曲を追加したのですが、鶴田さんの方は、元々、山田太一さんのドラマをきっかけに気になり出し、下の息子と南ドイツを旅した2015年秋には、既に複数曲を iPod に収録済みで、当時、列車に乗っている折、ミュンヘンからバーデン・バーデンに向かう車中でビールを飲みながら聴いた鶴田さんの曲(「赤と黒のブルース」「傷だらけの人生」そして泣ける「同期の桜」)が、車窓から眺めるドイツの風景と相俟って、何故かこころに沁み「自分の人生の来し方を思わざるを得ない」などと当時の日記に記したことがありました。
鶴田さんの優しい声を聴いていて、その面影が列車の窓に映ったように思われたものです。


鶴田さんの任侠映画は知らないので、いつか、若かりし鶴田さんのカッコいい姿を眺めてみたい、と思っております。
合掌