今年も残り 100日

2010年から始めた「今年も残り 100日」シリーズ。今回で4回目となりました。

年の始めに「日常の生活態度をキッチリしたい」とか「日常的な無気力が人生を損なう」とスタートを切ったはずでしたが、これまでの265日間を振り返ってみると「早寝早起き」は何とか実践できたものの「掃除機でこまめに部屋を掃除」や「ワイシャツの洗濯、アイロンがけ」などとてもとても。折角の土、日も相変わらずぼんやり過ごしてしまって正に、光陰矢の如し、でありました。
これじゃあTV番組を観て芽生えた料理への関心(「カルボナーラ」(5月のBS朝日「ヨーロッパ食堂」)や「あさりのスパゲッティ」(7月のBSフジ「路面電車で行く 世界各街停車の旅」)は私にはハードルが高すぎるようです。

ただ、昨年に続き2月と8月に、二人の息子と一杯できたことは本当に楽しい想い出となりました(上の息子はギネス、下の息子はペローニがお好み)。
こんなことが続くなら、人生、まんざらでもないので、来年の計画もそろそろ考え始めなければいけません。元気なうちが華、ですからね(ただし、二人とも就職、進学を控えて難しそうではありますが)。

○ サイバー書斎に並んだ本、CD、DVDを整理整頓 〜 絞りに絞って本は100冊、全200本! 〜

本(和書)は辞書とマンガを除いて 100冊に絞ります(私のお気に入りの 100冊)。
http://booklog.jp/users/yasu-san
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20130416/
引続き 丸谷才一(1925−2012。10月13日で没後1年)、山室信一(1951− )、長谷部恭男(1956− )、加藤陽子(1960− )、苅部直(1965− )に注目!
彼らのタメになる文章を時間の許す限り 残り100日、繰り返し繙きたい、と思っています。
・10月からの『丸谷才一全集』刊行(2013.10〜)にあわせて「特集 丸谷才一の遺したもの」(文學界2013.10)。相変わらずの『文学ときどき酒』(2011.6)。
山室信一「『明六雑誌』解説」(2009.8)「繋ぐものと距てるもの」(2009.9)。相変わらずの『思想課題としてのアジア』(2001.12)。
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/index.html
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20091001
・長谷部恭男『憲法の円環』(2013.5)、「対談 憲法96条「改正」をめぐって」(2013.8)。相変わらずの「憲法のimagination」(2007.2〜)。
加藤陽子「トナリのシガク」(2011.11〜)。相変わらずの『それでも日本人は「戦争」を選んだ』(2009.7)。
苅部直『秩序の夢』(2013.3)、「知識人がみた大正大震災」(2012.8.2)。相変わらずの『歴史という皮膚』(2011.3)。
http://www.hakusuisha.co.jp/topics/taisho/index.php#karube01

洋物では、アラン・ライアン(1940− )『政治について』序文、デイヴィッド・ミラー(1946− )「ウォルツァー『エッセイ集』解説」を引き続きパラパラと。

昨年までのミル(1806−1873)『自由論』、オーウェル(1903−1950)『エッセイ集』、バーリン(1909−1997)『自由論』、セン(1933− )『正義の構想』、ウォルツァー(1935− )『エッセイ集』、ジャット(1948−2010)『災厄、地を覆いて』も引き続いて。
しかし、これらがいつまでたっても「チャレンジ棚」に並んでいるのは如何なものでしょう。残り 100日でミル『自由論』の再読とジャット『災厄、地を覆いて』ぐらいはいい加減、読了します!
We, the Polity
http://www.newyorker.com/arts/critics/books/2012/10/29/121029crbo_books_kirsch

今年の2月にドゥオーキン教授がお亡くなりになったのですが(最近まで知らなかったのですが7月には碧海純一さんが逝去)、井上達夫さんが「ロールズ、ノーズィック、ドゥオーキンの後継者が育っていない」と仰っているのを聞いて私も同感です。ライアンとミラーのお二人は、それよりちょっと若い同僚、という感じでしょうか。
http://www.houtetsugaku.org/publication/News21.html
新世代の論客、という後継者の登場にはもう少し時間が必要でしょうね。
それにつけても70年代のPhilosophy & Public Affairs のサークルは知的なパワーがモノ凄かったんですね。これに代わるようなサークルが現在あるでしょうか?
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/papa.12008/abstract

最近始めた朗読CDによる読書。そのきっかけはNHKラジオ『英語で読む村上春樹』とNHKの朗読「意地と殉死」です。
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20130406/
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20130901/
特に、これまでNHKラジオ講座テキストは買うだけでじっくり読んだことがなかったのですが、4月から始まった『英語で読む村上春樹』は別。あっという間に終わってしまう放送を聞き終えると、単語や文法の解説文を始め、沼野先生(1954− )のレクチャー、村上春樹(1949− )をめぐる対談などテキスト全てを隈なく、ゆっくり読んでいます。
こうした状況は、放送をネットで雑音のない音で聞けるようになったことと、現在の路線バス通勤の環境が幸いしているようです。二人掛けの座席に荷物を横に置き上着をフックに掛けて黄マーカーを引きながら学習できるような環境はバス車中しかありません。片道30分から45分という時間も放送時間と同じで集中できる長さです。来月から新シリーズ「かえるくん、東京を救う」が始まりますが、この調子で焦らず、がんばります!
http://www.nhk.or.jp/r2bunka/roudoku/index.html
残り100日では朗読CD『カタロニアへのオマージュ』は必ず読了して、できれば『ブライズヘッドふたたび』も読めたら上出来です。
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20130921/
昔から原書と邦訳を読み比べることを目標にせっせと原書を購入してきましたが、これまでそれが全く叶いませんでした。
これは思うに自分の英語力不足に尽きるので、今回の『英語で読む村上春樹』と朗読CD(小野寺健さんの注釈本がある『ブライズヘッドふたたび』)がかなりそれを補ってくれるような気がしています。
なお、村上作品は『世界の終り』を読み了えれば一区切りつけられる気がします(あと『巡礼の年』も出来たら読みたいですね)。

○ 適度な運動 〜 運動不足解消 〜

お手軽な「フルーツジムボール アップル」を活用しての運動?も今やボールに埃が目立つほど、運動不足解消には程遠い状況です。そういえばベランダの梯子での「ぶら下がり健康法」もここ数年、一度も実施しておらず、私にはベッドに寝転んでの「腰痛体操」ぐらいがお似合いなんでしょうか。
こうなったら、昔、一度考えたことがある「自転車(マウンテンバイク)」にチャレンジしてみようかな。というのも、今夏、ナポリのカゼルタ宮の延々と続くなだらかな上り坂をレンタサイクルで暫く走っただけで両足の太腿の筋肉が疲れてしまい途中で引き返した、という情けなさでしたので。
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20100306
とりあえず近所の、といっても岐阜茜部の自転車屋さんでも覗いてみます。
MTBで大好きな木曽川河畔のサイクリングロードを走ったらさぞ気持ち良さそうですね。
ロードバイクはNHKBS「チャリダー」で観た限りでは一般道を車と一緒に走り非常に危険な気がするので止め)。
http://www.giant.co.jp/giant14/bike_select.php?c_code=CA02
http://www.giant.co.jp/giant14/bike_datail.php?p_id=00000077
http://www.giant.co.jp/giant14/
Ex-Cross 27インチ・7段変速タイプ
http://www.miyatabike.com/miyata/recommend/ex_cross/ex_cross_st.html
http://www.miyatabike.com/hajimete/search.html
付属品など
http://store.shopping.yahoo.co.jp/naturum-outdoor/rockrider.html#sptop
Europe: show us your bicycle
https://witness.theguardian.com/assignment/5237ef4be4b0bdcddbf1fcf2

○ 京都逍遥 〜 ぶらり旅 〜

JR在来線で2時間(営業キロ125.0キロ片道運賃2,210円。岐阜と米原で乗り継ぎ)で行けるのですから(考えてみたら毎日の通勤時間とほぼ同じ!)iPodでクリスタル・ゲイル姐さんの音楽でも聴きながらの小旅行をしたいですね。考えてみると中学時代の遠足以来の旅になります。
その前に、こちらは中距離ドライブ(片道2時間)で、長浜市(旧虎姫町)の「近江孤蓬庵」に今秋こそお邪魔したいです。10月の3連休あたりが紅葉の始まる前で狙い目。
近江孤蓬庵その1
http://www.sugatani.co.jp/blog/?p=1837
近江孤蓬庵その2
http://www.sugatani.co.jp/blog/?p=1836
長距離ドライブは今年も見送ることにします。

○ ジャズライブ

毎週BBCラジオでジャズ関連番組を聴き続けていますが、実は、一度もジャズのライブ演奏を聴いたことがありません(今年2月、ロンドンで何かないかと探したのですが結局お邪魔できませんでした)。いつかはロンドンで楽しみたいのですが、とりあえずブルーノート辺りで計画してみます。
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20130502/
Quercus at the 2013 Brecon Jazz Festival
http://www.bbc.co.uk/programmes/b03br08y
http://breconjazz.com/en/programme/