長田弘さん死去

ネットのヤフー・ニュースで悲しい訃報に接しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150510-00050058-yom-ent
4月4日に再々放送されたNHK「こころの時代」で長田さんが大病をされたことを知ったところでした。合掌
「風景を生きる」
長田弘さんは、人は風景を生きる存在だと考えてきた。季節が巡り花が咲きつぐことがかけがえのない奇跡と感じる詩人が紡ぐ、震災後の生き方【初回放送2014年3月9日】

背後にあるために、忘れられがちなのが風景。しかし、それこそが人間を育て、生かしめているものだと、詩人の長田弘さんは感じてきた。子どもの頃から樹と共に生き、空を仰ぎ、風景から語りかけられた言葉を詩に紡いできた長田さん。東日本大震災の直後に命に関わる大手術を経験して、日常の風景や季節の巡り一つ一つがとてつもない「奇跡」に思われるようになってきた。自分を世界の中心にするのではない生き方とは何か。
【出演】詩人…長田弘,【きき手】山田誠浩
http://www4.nhk.or.jp/kokoro/x/2015-03-29/31/34699/

長田弘全詩集

長田弘全詩集

http://www.msz.co.jp/book/detail/07913.html
講演「「長田弘全詩集」 ができるまで」 朝日カルチャーセンター新宿
講師=長田弘(詩人) 5月9日[休講となりました]
http://www.msz.co.jp/event/07913_asahi/
http://www.msz.co.jp/topics/07913/#lecture
詩人の長田弘さんが死去 評論や児童文学も  2015年5月10日 16時44分


 評論や児童文学など、幅広いジャンルで活躍した、詩人の長田弘(おさだ・ひろし)さんが3日午後3時25分、胆管がんのため東京都杉並区の自宅で死去した。75歳。福島市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長男敦(あつし)氏。

 早稲田大在学中に詩誌「鳥」を創刊し、詩作を始める。1965年、詩集「われら新鮮な旅人」でデビュー。深い思索をシンプルな言葉で紡ぎ、幅広い年代から支持を得た。

 詩のほかにも評論やエッセーなど、さまざまな分野で活躍。児童向けの文学作品も多く手掛けた。

 2014年「奇跡―ミラクル―」で毎日芸術賞受賞。今年4月に「長田弘全詩集」を出版した。(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015051001000827.html
詩人の長田弘さん死去 「われら新鮮な旅人」  2015年5月10日18時15分


 数多くの詩集を出し、評論や児童文学など幅広い分野で活躍した詩人の長田弘(おさだ・ひろし)さんが3日、胆管がんのため東京都杉並区の自宅で死去した。75歳だった。葬儀は近親者で営まれた。喪主は長男敦(あつし)さん。

 福島市出身。早稲田大学在学中に詩誌「鳥」を創刊。1965年、第1詩集「われら新鮮な旅人」で60年代の叙情詩を代表する詩人のひとりとなった。

 エッセー集「私の二十世紀書店」で毎日出版文化賞、詩集「幸いなるかな本を読む人」で詩歌文学館賞、詩集「奇跡―ミラクル―」で毎日芸術賞を受賞した。

 「深呼吸の必要」「記憶のつくり方」「読書からはじまる」「世界はうつくしいと」「空の絵本」「なつかしい時間」など著作多数。今年、「長田弘全詩集」を出版した。
http://www.asahi.com/articles/ASH5B5QVZH5BUCVL006.html?iref=comtop_6_04
詩人の長田弘さん死去…「こどもの詩」選者  2015年05月10日 18時17分


 柔らかな言葉で物事の本質を伝える詩で知られ、本紙くらし家庭面「こどもの詩」の選者を務めた詩人の長田弘(おさだ・ひろし)さんが3日、胆管がんのため死去した。

 75歳だった。告別式は近親者で済ませた。喪主は長男、敦(あつし)氏。

 福島市生まれ。1960年の安保運動を通じて詩作を始め、早稲田大卒業後、詩集「われら新鮮な旅人」でデビュー。1971年、米・アイオワ大の国際創作プログラムメンバーとして渡米した。詩のほか、読書に関するエッセーや翻訳など幅広く活躍し、82年、「私の二十世紀書店」で毎日出版文化賞を受賞した。

 批評的な作風から次第に、温かみのある詩を書くようになり、2009年、詩集「幸いなるかな本を読む人」で詩歌文学館賞。翌年「世界はうつくしいと」で三好達治賞。東日本大震災と自身の大病を経て、生命の喜びを歌った「奇跡―ミラクル―」で14年、毎日芸術賞を受賞。15年4月に「長田弘全詩集」を刊行した。

 04年に亡くなった川崎洋さんに代わって同年12月から「こどもの詩」選者となり、15年5月まで務めた。
http://www.yomiuri.co.jp/culture/20150510-OYT1T50058.html?from=y10
詩人:長田弘さん死去、75歳 評論や児童文学でも活躍  2015年05月10日 18時47分(最終更新 05月10日 19時23分)


 現代を代表する叙情詩人として知られ、かけがえのない日常への思いを書き続けた長田弘(おさだ・ひろし)さんが3日、胆管がんのため死去した。75歳。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長男敦(あつし)さん。

 福島市出身。1963年、早稲田大第1文学部独文科卒。在学中から詩誌の編集に携わり、65年に詩集「われら新鮮な旅人」でデビュー。70年代初頭、米アイオワ大国際創作プログラムに客員詩人として招かれた。

 平易でやわらかな言葉で現代社会のありようを捉えた詩作の一方、評論や本に関するエッセー、児童文学、翻訳書など幅広い分野で活動を続けた。95年から17年間、NHKテレビ「視点・論点」にも出演した。

 82年「私の二十世紀書店」で毎日出版文化賞、98年「記憶のつくり方」で桑原武夫学芸賞、2000年「森の絵本」で講談社出版文化賞をそれぞれ受賞。09年には詩集「幸いなるかな本を読む人」で詩歌文学館賞、10年にも詩集「世界はうつくしいと」で三好達治賞を受賞した。

 故郷を襲った東日本大震災と福島第1原発事故の前後に書かれた最後の詩集「奇跡−ミラクル−」で13年度毎日芸術賞を受賞。闘病生活を続けながら、「長田弘全詩集」(みすず書房)をまとめ、4月末に刊行したばかりだった。
 ◇世界をとらえ続けた人生の旅人

 詩人の城戸朱理さんの話 長田弘さんほど優しい言葉で、世界の秘密や人生の機微を語った詩人はいない。詩人は、その出発から、新鮮な目で世界をとらえ続けた人生の旅人だった。
http://mainichi.jp/select/news/20150511k0000m040024000c.html
詩人の長田弘さん死去=「深呼吸の必要」  (2015/05/10-19:15)


 柔軟な表現力で幅広く支持された詩人の長田弘(おさだ・ひろし)さんが3日午後3時25分、胆管がんのため東京都杉並区の自宅で死去した。75歳だった。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男敦(あつし)氏。
 福島市出身。早大在学中から同人詩誌に参加し、1965年「われら新鮮な旅人」でデビュー。平易な言葉で語り掛けた散文詩集「深呼吸の必要」(84年)はロングセラーに。2010年、「世界はうつくしいと」で三好達治賞を受賞した。
 評論や翻訳、児童文学の分野でも活躍。4月、「長田弘全詩集」が刊行されたばかりだった。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015051000183


(5月26日)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/217532.html