毎年恒例 花粉症とみすず

いよいよ シーズン到来、という感じです。

本日、仕事帰りにＪＲ千種駅前のちくさ正文館書店本店に立ち寄り、雑誌「みすず」の2008年読書アンケート特集号を購入しました。
いつものことながら、ここの人文書関係の棚は実に素晴らしい。mixi でどなたかが「間違いなく日本で5指に入る棚職人」、「あんなに語りかけてくる書棚はほかに見たことない」と言われていましたが本当です。チラシの類も充実していて、必ず何か発見があるというか、訪れるだけで楽しい、という名古屋では稀な本屋さんです。
この雑誌が店頭で購入できるというのも名古屋ではここだけでしょう。
http://www9.ocn.ne.jp/~chikusas/

毎年「みすず」のこの特集号が発売される時期になると、きまって鼻がムズムズ。粘膜は既に充血しており、鼻水が止らなくなるのも時間の問題です。今年は早めに薬を飲んで少しでも症状を軽くするつもりです。
これから４か月近く花粉症とつきあわなければならないとは本当に困ったものですが、耳鼻科の待合ではこの特集号のおかげで退屈しません。今年はこの中でどんな本と出逢えるのでしょう。その点では楽しみです。
http://www.msz.co.jp/book/magazine/
気になった本は次の方々の挙げられたもの。
早川尚男／上村忠男／鈴木博之／川口喬一／佐々木力／金森修／小西正捷／藤井省三／松枝到／細川周平／宮地尚子／伊佐眞一／河那部浩哉／岡部牧夫／栩木伸明／松永太郎／道場親信／J・ポーコック／アンドルー・ゴードン／宮下志朗
／山口二郎

Change We Can Believe In: Barack Obama's Plan to Renew America's Promise

／大井玄／鈴木布美子／新妻昭夫／新城郁夫／江口重幸／佐藤文隆／千田善／生井英孝／柿沼敏江／飯田隆／鈴木裕子／枝川公一／阿部日奈子／三原弟平／廣瀬浩司／池上俊一／鈴木一誌／巽孝之／増田耕一／村田宏
／佐々木正人

小林秀雄の恵み

／小松美彦

魂（アニマ）への態度──古代から現代まで (双書 哲学塾)

／苅部直

正しい戦争と不正な戦争

戦争を論ずる―正戦のモラル・リアリティ

／近藤和彦／増田聡／加藤幹郎／西平直／斎藤成也／上野千鶴子／冨原眞弓／藤本和子／三中信宏／石原千秋／富山一郎／村上由見子／五十嵐太郎／富永茂樹
／野家啓一

人生越境ゲーム―私の履歴書

／佐藤泉／田中純／梅津順一／川本隆史／丘沢静也／屋嘉比収
／鈴木了二

瘠我慢の精神 福沢諭吉「丁丑公論」「瘠我慢の説」を読む (朝日文庫)

／十川幸司／鬼頭秀一／大澤真幸／山根貞男／小沼純一／田崎春明／佐藤良明／杉山光信／宮田昇／轡田收／野谷文昭／長田弘／大野克嗣／駒込武／立岩真也／大竹昭子／三島憲一／谷川渥／山田稔／松島征／最相葉月／宮下啓三／江沢洋／小西正泰／松野幸一郎／坂内徳明／最上敏樹／徳永恂／作田啓一／上山安敏／安永浩／名和小太郎／三光長治／原章二／橋口稔／石田雄／喜安朗／鶴岡善久／永田洋／野崎昭弘／村上光彦／山内昌之／渡邊一民／野田正彰／原武史／田口富久治／杉田英明／鶴見俊輔／成田善弘／酒井忠康
／武藤康史
／蔭山宏／松尾尊禱
／中井久夫

ポール・ヴァレリー 1871‐1945 (叢書・ウニベルシタス)

／杉橋陽一／田中眞澄／尾埜善司／酒井隆史
／市村弘正

政治と複数性―民主的な公共性にむけて

／鎌田慧／小林茢郎／生田滋／岩尾龍太郎／大室幹雄／勝俣誠／松沢弘陽／藤本淳雄
／栗原彬

政治と複数性―民主的な公共性にむけて

／鵜飼哲／富士川義之／成田龍一／水野正好／植田和弘／吉田加南子／森本達雄／岡村民夫／大島洋／沼野充義／長野敬／小谷真理／C・グラック／小熊英二／斎藤修／小沼通二／外岡秀俊
／亀山郁夫

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)