未練残すな、思い出残せ


シルバーウィーク中ということで普段では観られないTV番組をつらつら眺めております。
懐かしい水戸黄門もその一つ。思えば高校生の時分、学校から帰るなり再放送を観ていたっけ。今放映されているのは、何とその第1部。というから、助さん格さんが若い若い杉良太郎横内正で、今日のゲスト、山本陽子も本当に若かった。40年位前の姿ではないかと思い、Wikipedia で調べてみたところ、第1部の放映は1969年8月4日から1970年3月9日までの全32話、とのこと。やはり40年前の写真でした。
若い山本陽子が演じたのは、助さんの道場仲間の妹で、助さんに思いを寄せる眼が不自由な娘役。最期、この兄が死んでしまい彼女はそれを弔うべく尼になって墓前に佇むのですが、助さんの杉良太郎が別れ難そうにしているその背に御老公が「未練ですぞ、助さん」と言って旅立つというエンディングでした。
http://www.tbs.co.jp/mito/mito1/
http://momo3blog.blog.shinobi.jp/%E9%81%94%E4%BA%BA%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%81%93%E3%80%801%EF%BD%9E5%E9%83%A8/%E7%AC%AC1%E9%83%A8
未練ですぞ、ということで、この「未練残すな、思い出残せ」という台詞が頭に浮かびました。
これは9月8日の読売新聞の人生相談コーナー「人生案内」で山田昌弘という方が若者の恋愛相談に応じて「格言」として引用されていたものです。実にいい台詞だと思いメモしておいたものですが、なかなか「未練断ち難し」ですよね、助さん!