回顧 2010年


この2010年という年を回顧するに当たり、ただ一言「孤独」、「悲哀」、あるいはますます「自信喪失」という印象です(郄村薫『太陽を曳く馬』に「おまえはまだ28で、私生活の失敗を失敗と認めるにも若すぎ、自信喪失する代わりにひたすら仏頂面に磨きをかけていた」という字句がありドキッとしました。当方50にもなっていますから失敗は失敗と認め、どんどん自信喪失している、というところ)。来年こそ良い年にしたいです。写真のように自信をもってゴールを決めたいところです。
2年前に倣って、とりあえず以下のように記しておくことにします。
これで「おやっさん的日常」の生活になってから満4年が経過しましたが、相変わらず大変に居心地の良い、いうなれば病院の特別室に入院しているような生活です。
喰うに困らず、好きな本を読み、好きな音楽を聴き、加えて、好きな時に風呂に入れて何時でも外出できます。
この「おやっさん的日常」を送る人物とは何者か。mixi のプロフィール的に記すと次のとおり。

名前   おやっさん
趣味   スポーツ観戦, 音楽鑑賞, ドライブ
職業   事務系
自己紹介
 私の人生75年、こうと決め、これを4つのスパンで思い返しつつ、残りの25年についてぼんやり思いを巡らせています。
 25歳までの第一期は、両親の庇護の下、ラッキーなことに学生生活や受験、就職等のハードルをほぼ順調にクリアすることができました。
 この転機が大失恋。客観的には一方的な片思いにすぎませんでしたが、ここで初めて、人生、思い通りには行かないということを思い知りました。
 第二期は、30歳から45歳までの結婚生活。当時最も好きな女性と一緒に暮らし、二人の子供にも恵まれた人生の絶頂期、幸福期でありました。
 この転機が鬱とそれに伴う離婚。
 第三期は、45歳から60歳まで、自信をなくし仕事も人生も投げやりな自分が、分かっていてもどう仕様もないというミッドライフ・クライシス Midlife Crisis というにピッタリな状況に陥っております。
 第四期は60歳以後。定年退職して「お一人さまの老後」を15年、認知症に脅えながら寂しく過ごすであろう、というものです。


私の愛読書
アレクサンドル・デュマ (1802.7.24-1870.12.5)
『ダルタニャン物語』 (1844-1851)
レフ・トルストイ (1828.9.9-1910.11.20)
戦争と平和』 (1865.2-1869.12)
司馬遼太郎 (1923.8.7-1996.2.12)
国盗り物語』 (サンデー毎日 1963.8.11-1966.6.12)
坂の上の雲』 (サンケイ新聞 1968.4.22-1972.8.4)
項羽と劉邦』 (小説新潮 1977.1-1979.5)
・渡辺 慧 (1910.5.26-1993.10.15)
「フランスの社会主義の進化」 (思想の科学 1946.8-1947.6)
「原子党宣言」 (中央公論 1948.2)


好きな映画
・黒澤 明 (1910.3.23-1998.9.6)
隠し砦の三悪人」 (1958)
「赤ひげ」 (1965)
・白黒クラシック
歴史は夜作られる」 (1937)
無防備都市」 (1945)
ロベレ将軍」 (1959)
・その他
プリティ・ウーマン」 (1990)


好きな音楽
カントリーミュージック
 1980年代前半、ケニー・ロジャース、ウィリー・ネルソン、クリスタル・ゲイルの曲からお気に入りになりました。
 NGDBやランディ・トラビスなど80年代のトラディショナル系が好み。
 最近は英国Scotlandのトラッドをよく聴いています。
・静かめのジャズ
 David Newton (ピアノ)
 Martin Taylor (ギター)
・ECMレーベルの作品
 Alexei Lubimov (ピアノ)
 Ralph Towner (ギター)


好きなスポーツ  フットボール(特にイングランド・プレミアリーグ


好きなテレビ番組
 水戸黄門 
(特にシリーズの最初期、キャストが水戸光圀 東野英治郎、助さん 杉良太郎、格さん 横内正のものが好み)



好きな休日の過ごし方
 自宅あるいは近所の喫茶店でのんびり読書(新聞各紙、週刊誌等)、自宅でCD・DVDをゆったり鑑賞(ワンコイン名作映画等)、主に近郊をゆっくりドライブ

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