文化講演会 「近代の終わりを生きる」

「近代の終わりを生きる」
講演:郄村 薫(作家)
世界が機軸を失い、進歩が当たり前だった文明に迷いが生まれ、民主主義の価値観も揺らぎ始めた。 こうした時代に、我々は生きている。近代の価値観が終わりつつある混迷の先に何を見いだすべきか 作家の高村薫氏が提言する。
(2013年3月23日に開催された第295回 オムロン文化フォーラムを約1時間に編集しNHKラジオ第2放送で放送)
http://www.omron.co.jp/about/social/culture/forum.html
http://www.nhk.or.jp/r2bunka/bunka/1305.html
日本最高の社会派作家である郄村さんの大変辛口な講演を聴けてラッキーでした。
ただ、今までその作品をまともに読んだことがなかったことを思い出したので、折角なので何か読んでみたいと、以下、主な作品をリストアップ。

合田雄一郎刑事シリーズ


マークスの山 1993年3月、早川書房 のち講談社文庫、全面改稿

照柿 1994年7月、講談社 のち文庫

レディ・ジョーカー 1997年12月、毎日新聞社 のち新潮文庫 初出:『サンデー毎日』1995年6月18日 - 1997年10月5日号

太陽を曳く馬(2009年8月、新潮社) 初出:『新潮』2006年10月号 - 2008年10月号)

冷血 2012年11月、毎日新聞社) 初出:『サンデー毎日』2010年4月18日号 - 2011年10月30日号(連載時タイトル『新冷血』)


福澤彰之シリーズ


晴子情歌(2002年5月、新潮社)

リア王(2005年10月、新潮社 初出:『日本経済新聞』2003年3月1日号 - 2004年10月31日号・作品未完のまま打切り、単行本刊行時に加筆)

太陽を曳く馬 新潮社、2009