サイボーグ009 地下帝国ヨミ編

今日、たまたま立ち寄ったコンビニで、お得なコミックのシリーズとして「サイボーグ009」が出ていることを知りました。コンビニにあったのは「海底ピラミッド編」でしたが、これは私は読んだ記憶がありません。
私の記憶にあるのは「地下帝国ヨミ編」。009のジョーと敵である地下帝国の女性(同じ顔の姉妹が何人かいたはず)との恋愛も絡んで、子供心にも感動しました。このストーリーの映画もたしか映画館で観たはずで、ジョーの胸に抱かれてその女性が死ぬ間際のシーンに、流れた音楽とあいまって涙した覚えがあります。あまりの懐かしさと Amazon の以下の読者レビューで「早く確保しないと品切れ必至」とあるのを読んでどうしても欲しくなり注文してしまいました。
HPによると、このコンビニ向けの廉価版シリーズは「秋田書店講談社角川書店小学館がリレー形式でリリースする「サイボーグ009」コンプリートコレクション」というものだそうです。さすが2009年に相応しい、素晴らしい企画だと思います。

サイボーグ009 地下帝国“ヨミ”編 (講談社プラチナコミックス)

サイボーグ009 地下帝国“ヨミ”編 (講談社プラチナコミックス)

少年マガジン1966年27号「プロローグ」、1966年30号〜67年13号「地下帝国ヨミ編」、別冊少年マガジン1966年4号「新型爆弾雷電編」、少年マガジン1978年2号「幻影島編」を収録。ヨミ編の背景を描いていた永井豪さんのインタビューも掲載されています。ヨミ編は、恐竜やロボットなどが登場するところが派手な感じで当時の怪獣ブームも思い出されますが、基本は地底探検ものSFといった感じです。でもラストシーンのなんともいえない詩情といいますか余韻は素晴らしいです。コンビニ向けの廉価版コンプリートコレクション、早く確保しないと品切れ必至です。

http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4063744515/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1