オーウェルとピンチョン

本日21日がジョージ・オーウェルの命日であること、「1984」の文庫版新訳に収録されたピンチョンの解説文のこと、ピンチョンの「ヴァインランド」という作品が1984年を舞台にしていること等々、mixi で知りました。ふぅーん、トマス・ピンチョン、そうなんですね。

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

ヴァインランド (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第2集)

ヴァインランド (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第2集)

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=49857377&comment_count=2&comm_id=55768
46歳でオーウェルが没して早や60年。あの1984年からもう26年経過しました。
オーウェルの真髄はそのエッセイにあり、なんて誰かが言ったかどうか不明ですが、1984年に『1984』の文庫版旧訳を読み始め途中で挫折した私としては、限りなくエッセイに近い『パリ・ロンドン放浪記』を読了できた限りで十分納得できる言葉です。もっとも訳の質のせいなのかもしれませんが。
Homage to Catalonia
http://www.bbc.co.uk/programmes/b00zdfjb