長谷部恭男 『憲法入門』
本日やっと読了いたしました。
- 作者: 長谷部恭男
- 出版社/メーカー: 羽鳥書店
- 発売日: 2010/01/08
- メディア: 単行本
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本書はクールな「長谷部憲法学」の入門書。読むとほんとためになりますし、素敵な文献解題によって、もっと深く勉強してみたいと思うこと請け合いです。
因みに私は第1章の文献解題中、バーリンとロールズの二人の間に何かつながりがあったのかと思っていたところ「ロールズがオクスフォードへ留学した際、バーリンがスチュアート・ハムプシャーと共同で行った演習『リベラリズムの道徳的諸前提』に出席して感銘を受けた旨の解説が記されて」いたとあったバーリンの書簡集を早速入手しました。それで分かったのですが、この事実はトマス・ポッゲの2007年刊の『ロールズ』という本からの引用でございました。
John Rawls: His Life And Theory of Justice
- 作者: Thomas Pogge,Michelle Kosch
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr on Demand
- 発売日: 2007/01/01
- メディア: ハードカバー
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