アラン・ライアン 『政治思想史』

年の初めに当たり、ここ4年間、その折に一番興味のある英書の序文を転載してみて、その年にはその本を何とか読み通してみたい、そんな風に無謀にも計画して、そして結局は計画倒れに終わってきました。
今年の一冊は、序文(Thinking about Politics)は Amazonなか見!検索、に譲ることとして、このアラン・ライアンの大著『政治思想史』(2012)で決まり。
http://www.amazon.com/dp/0871404656/ref=rdr_ext_sb_pi_sims_1#reader_0871404656
2巻本の箱入りで併せて1000頁を超える本なので、お部屋のインテリアとしては最適ですが、正にこれこそが Kindle で読むのにふさわしいのかも。

http://www.amazon.com/dp/0871404656/ref=rdr_ext_sb_pi_sims_1
http://books.wwnorton.com/books/detail.aspx?ID=24783


(後記)
Kindle バージョンにするかさんざん迷った挙句、最悪「お部屋のインテリア」にはなるか、とハードバック版を本日(1月20日)購入いたしました。

On Politics: A History of Political Thought from Herodotus to the Present

On Politics: A History of Political Thought from Herodotus to the Present

米国から買うことも考えましたが、円安でお値打ち感も少なく(送料込みで4,900円弱。ただし定価は$75.00ですが$45.99に値引き)梱包も雨等には弱そうなので日本で購入した次第(以前、英国から、でしたが雨に濡れてヨレヨレになってしまったことがありましたっけ)。
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20081219/
一人の著者で政治思想史の浩瀚を物した先例としては、ちょっと古いですが以下のとおり、といったところでしょうか。
邦訳はプラムナッツ本で5分冊(ただしホッブズ以降の近代のみ)、ウォーリン本も旧版では5分冊、という大著でしたね。
近代政治思想の再検討 1

近代政治思想の再検討 1

政治とヴィジョン

政治とヴィジョン

(後記その2)
どうやら合本版と分冊函入版とがあるようです。届いたのは合本版でした。
分冊函入版はこちら。
On Politics: A History of Political Thought (2 Vol. Set)

On Politics: A History of Political Thought (2 Vol. Set)

(後記その3)
日本語で読める書評を見つけましたので
http://www.jcspt.jp/publications/nl/036_201307.pdf