今年も残り 100日

今年も残り 100日となりました。
実は、本日はドイツ・フランクフルト空港から日本に帰る日、ということで、空港カウンターにて、オンラインチケット通りに搭乗しなかったことでキャンセル料?を支払うという訳の分からない状況にありまして、もう、とにかく帰りのチケットさえ入手できれば何でもいい、という感じで参ってしまいました。

○ 旨いものをどんどん食べる!
今回の南ドイツ旅行で最後の晩(昨晩)フランクフルトで食べた和食が、日本人店員が居て気が緩んだことも手伝って、思い切り注文して腹一杯になったこともあり、流石はユネスコ無形文化遺産だと、改めて「和食」の良さを痛感した次第。

http://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/ich/
寿司、うどん、天ぷら、(ギョーザ、カレー?)等々、実に堪りませんね、手軽に美味しく食すことが(日本だからこそ)できる「和食」、大好きです!

○ だらしない生活態度から脱却!
毎晩、夜8時以降を、ほとんど自分の時間として使えるという幸せを、いかに無駄に費やしていることか。
http://www.bs-sptv.com/zap/news/
反省しきりですが、11時までは読書に、音楽に、と有効に使いたいものですね。

○ 読書、音楽、クラシック映画をどんどんと!
2月に買ったハート『法の概念』(長谷部さんの新訳)、8月に原書を買い求めたジャット『20世紀を考える』、買うと読まない、の轍を踏まないよう、この2冊は最低、読了しなければいけません。
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20150214
http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20150808/1438999614
尤も、2015年の私の1冊は、後藤玲子『福祉の経済哲学』になりそうですが。

はしがき


序 章 福祉と経済学、そして哲学
 1 個人の選択と自己責任
 2 福祉と戦争
 3 推論と常識
 4 世界への気遣いと経済学
 5 本書の基礎概念


 第Ⅰ部 福祉の比較理論分析


導 論 規範理論の分析視座
第1章 リベラリズムコミュニタリアニズム
 1 個人内分配と個人間分配の相違
 2 リスクの前で対称的な個々人への「等しい尊重と配慮」
 3 異なる境遇の個々人への「等しい尊重と配慮」
 4 相互性の諸観念
 5 ルールの制定・受容に関する相互性
 6 個人の統一的な価値をとらえる評価の仕組み
 7 社会保障制度の規範的分析における展望


第2章 正義とケア
 1 正義とケアという2つの観点
 2 基本的枠組み
 3 個人の公共的判断とは
 4 正義とケアの観点の切り結び
 5 ケアと依存性
 6 正義と主体性
 7 当事者・主体・共同性


第3章 リスクに抗する福祉とは
 1 リスクと社会階層構造
 2 観点としてのリスク
 3 リスクの個人化
 4 アリストテレスの正義と衡平性
 5 不当性を伴う経済的給付
 6 カテゴリー別給付の意味
 7 基礎的機会の保障
 8 福祉国家のヴァリエーション
 9 制度と規範意識

補論1 善と正義


 第Ⅱ部 福祉制度の経済分析
導 論 福祉制度の分析視座
第4章 「財産所有民主主義」システム
 1 公理的アプローチに基づく比較制度分析
 2 基本モデル
 3 福祉国家のヴァリエーション
 4 福祉国家を支える諸規範理論と評価軸
 5 政治的リベラリズムと潜在能力アプローチ
 6 「財産所有民主主義」システムの構想
 7 公正概念再考
 8 損失補塡と基本財保障


第5章 市場の論理と福祉制度
 1 経済体制と規範理論
 2 所得政策と福祉政策
 3 市場を補完する所得政策
 4 アダム・スミス「見えざる手」の再解釈
 5 匿名性・効率性・衡平性、そして市民的自由
 6 市場の失敗と政府の失敗
 7 不釣り合いを支える規範と労働インセンティブ
 8 選好の内生的変化と市場
 9 福祉の思想


第6章 公的扶助の財政と就労インセンティブ
 1 福祉制度と財政構造
 2 現代日本の所得保障制度の概観
 3 日本の生活保護制度
 4 NITモデルとアメリカ・フランスの低所得者政策
 5 ミニマム福祉保障再考
 6 制度の構想
 7 就労意欲を支える公共的相互性
 8 価値の多元性とミニマム

補論2 福祉と経済成長


 第Ⅲ部 潜在能力アプローチと福祉の社会的選択
導 論 セン経済学の誕生

第7章 自立の社会的基盤と公的扶助
 1 独立と自尊
 2 自立の社会的基盤再考
 3 個人の選択したこと、しなかったことの意味
 4 自立の実質的機会の保障について
 5 自立支援政策の問題
 6 個人と公的扶助

第8章 政治的リベラリズムを越える論理と制度
 1 フェミニズムの視点と制度化の論理
 2 制度化批判に伴いがちな4つの論理的盲点
 3 支配と依存、そして自由
 4 暴力的に介入されない自由と能力
 5 暴力の介入の不在を保障する施策
 6 J.S. ミルとM. ヌスバウムの議論から
 7 「特権性」に関する等しい承認プロセス
 8 個別・特殊間の整合性

第9章 社会的排除・基本的福祉の保障
 1 集合間の布置と社会的排除
 2 内外関係のもたらす不利性
 3 潜在能力貧困と社会的排除
 4 公共的経済支援政策の範囲と実行可能性
 5 社会的選択手続きの枠組み
 6 公共的経済支援政策の社会的選択手続きモデル
 7 社会的選択手続きに課す規範的諸条件
 8 社会的排除と責任

補論3 リベラリズムの数理的定式化


 第Ⅳ部 福祉の政治経済学
導 論 アロー、ロールズ、そしてセン
第10章 多元的民主主義と公共性
 1 ロールズとセンのパースペクティブ
 2 ロールズ正義理論の要諦
 3 ロールズ正義理論に対するセンの批判
 4 〈社会〉か多元的集合体かというセンの批判
 5 複数の集団にまたがる個人の自己統合化
 6 公共的熟議と必要の発見
 7 社会的参加と社会的排除あるいは包含

第11章 民主主義の沈黙
 1 非決定性の論理と構造
 2 集合的決定と手続き的正義
 3 パレート条件の十分性の検討
 4 パレート条件の必要性
 5 多数決ルールの合理性
 6 ポジション配慮的選択手続きの可能性
 7 民主主義の限界と可能性

第12章 差異の平等
 1 センによるロールズ正義「理論」批判
 2 平等をめぐるロールズ- セン論争
 3 厚生経済学と「公正としての正義」構想の内的整合性
 4 非完備性とロールズ格差原理への潜在能力アプローチ
 5 ロールズ正義理論の方法的枠組みの拡張可能性
 6 社会ルールの客体としての個々人に関する非対称的扱い
 7 社会ルールの主体としての個々人に関する非対称的扱い
 8 「公正としての正義」の向こうへ

補論4 現代正義論と支援の思想


終 章 自由への規範としての制度
 1 福祉サービスの平等と差異化
 2 差異と平等規範
 3 福祉と資本

参考文献
あとがき
人名・事項索引

https://www.minervashobo.co.jp/book/b182019.html

音楽は相変わらず iPod で楽しんでいますが、そろそろ 5.1ch ステレオのオーディオルーム構想を考えてみることにしましょうか?

Pioneer AVアンプ 5.1ch AirPlay/MHL/4K/ハイレゾ対応 VSA-824

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http://jp.yamaha.com/products/audio-visual/speaker-systems/speaker-packages/ns-pa40_black__j/