1960年代の司馬遼太郎

坂の上の雲』 (サンケイ新聞 1968.4.22-1972.8.4 連載)における司馬遼太郎の創作姿勢について、セッキーが語り尽くしました。

「1960年代の司馬遼太郎
講演:関川 夏央(作家)
1960年代は革命機運が高まり、学生や労働者が国の防衛体制に対して疑義を唱えた時代でもあった。当時、38歳で専業作家の道へ入った司馬遼太郎は、1968年に「坂の上の雲」の連載を始める。日露戦争など、戦争全般を含めた日本の近代史への論議が繰り返される世の中で、作品の歴史観が論争の対象ともなった司馬遼太郎。その戦闘的かつ勇気ある姿勢と作品について、実証的に語る。
(2015.7.2 財団法人上廣倫理財団三番町UFビル 1F UFホール)
http://www.nhk.or.jp/r2bunka/bunka/1509.html